FXの取引をすることによってスワップポイントを狙うことができます。スワップポイントとは金利差によって得られる損益を指します。日本円で外貨を買うとスワップポイントを受け取ることができるケースが多いのですが、それは日本円が低金利だからだと言えるでしょう。FXでは証拠金を預けて取引を行いますが、証拠金で取引をしているのではなく、通貨を借りてきて取引をしています。
例えば、ドル円を売る場合を考えてみましょう。この場合、ドルを売って円を買うわけですが、売るドルは業者から借りることになっています。借りていれば金利は支払う方向にかかります。一方、買った日本円に対しては金利を受け取ることができます。
この差がスワップポイントだと言えるでしょう。ドルと円の金利を比較するとドルの方が高いですから、ドル円を売った場合にはスワップポイントを支払わなければなりません。金利の差がスワップポイントになるということを知っておく必要があります。この仕組みを理解していれば、FXでスワップポイントを受け取る方法が分かるはずです。
つまり、低金利の通貨を売って高金利の通貨を買えば良いのです。例えば、先進国通貨の中で最も金利の低いのが日本円で、最も金利の高いのが豪ドルです。そのため、豪ドル円を買うことによって高いスワップポイントを受け取ることができるというメリットがあります。そのために、豪ドル円を好んで取引する個人投資家は多くいると言えるでしょう。