株取引などのように、特定の会社の株式を購入するときには将来的に生じる可能性のある損失に関して自身できちんと管理を行わなくてはいけません。そして、実際に損失が生じたときには損切りを行って生じた損失を次の機会に活かすことが大事になります。しかし、こうした取引におけるテクニックは初心者にとっては難しいポイントになります。相場の上昇や下降に関してはチャート上の指標や経済指標をしっかりと確認しないとなかなか判断することが出来ないからです。
そこで、FXには初めからロスカットと言う非常に便利なシステムが付いているのです。ロスカットは、FXで必要以上に損失が出ないように管理してくれるシステムのことを言います。自身の行った取引において、損失が特定のパーセンテージを突破したときに自動的にその取引を決済してくれ、必要以上の損失を防ぐ機能なのです。例えば、ロスカット資産の50%に設定しておくと取引で損失が50%を超えた段階で取引から退場することが出来ます。
FXに限らず、投資や投機で大きな取引をする時には必ずリスク管理が必要です。投資や投機で一番やってはいけないことは資産を0円にしてしまうことです。資産が0になってしまうと次の取引で取り戻すことが出来なくなるためどうしようもなくなってしまいます。ロスカットなどを利用して損切りを行えば、たとえ一定の損失が出てもそれ以降の取引で取り返せる可能性が出てくるため、非常に重要なのです。
こうした損切りは、FXで利益をあげている人ならば例外なく行っていると言っても過言ではありません。