FXというと難しいと思われるかもしれませんが、単純に値動きの差を利用した取引です。難しいと思わせる要因の1つに用語があります。例えばロングとショート。簡単に言うと買いポジションか売りポジションかということになります。
ASKとBIDも基礎的な用語で、取引画面を見ると必ず目にすることになります。BIDは売値、ASKは買値のことです。なぜ2つの値段があるかというと、その差額（スプレッド）がFX業者の利益になるためです。100円で仕入れたものを100円で売っても利益がないように、FX業者も小さい差額を儲けることで利益を出しているのです。
トレーダーにとっては当然スプレッドが小さいほうが利益が大きくなります。近年日本のFX業者の間ではスプレッドの競争が起きていたため、現在では各社かなり狭いスプレッドで提供するようになっています。取引をするのであれば、レバレッジやスワップについても知っておかなくてはなりません。レバレッジとはてこの原理で、元手の資金の何倍の取引ができるかという数字になります。
レバレッジが25倍であれば、元手（証拠金）の25倍の金額の取引ができるようになります。4万円で100万円分の取引ができます。長い目で取引をするのであれば、スワップも重要になります。スワップとは通貨同士の金利の差です。
日本円は金利がとても低いのですが、海外には金利の高い通貨も存在します。その差額が毎日金利として口座に反映されるのです。当然金利の高い通貨を売って金利の低い通貨を買っていた場合、逆に金利を払わなくてはならないので注意が必要です。